【転職のすゝめ】人売り(客先常駐エンジニア)から転職した話。就職後すぐの転職を迷っている方に。

転職というのは敷居が高いと感じる人が多いと思う。
特に新卒数か月や数年の人はそう思うだろう。
だが、個人的な経験だが特に客先常駐エンジニアについては転職時期は早ければ早い方が良い。
今回はなぜなのか、そしてどう転職すればいいか書いていく。
客先常駐エンジニアって?
客先常駐エンジニアとは、
正社員でありながら、他の会社に常駐(派遣)されて働くエンジニアである。
すぐに切れることや、会社の福利厚生を適用する必要がないこと、馬車馬のように働かせることが出来ることから、
人売りエンジニア、IT土方等ともいわれるブラックの代表格でもある。
何故すぐ転職した方が良いの?
客先常駐エンジニアは多くの場合、プロジェクトの開始時に集められて、終わり次第解散される体のいいテスターであったり、
社員にやらせるまでもない簡単な修正や雑務のために雇われることになる。
簡単なルーティンワークを延々やらされ、数か月で別の企業に移って新しい雑務に移ることになる。
人との繋がりも産まれず、常に新しいことを覚える必要があるのに成長は得られない。
それが客先常駐エンジニアという職業なのである。
転職する際に見られるものは、年齢を重ねれば重ねるほど技術力やマネジメント力といったものになっていく。
客先常駐はそういったものを一切得ることができないので、なるべく早く転職した方が良いというわけである。
でも新卒数か月で転職は不利じゃないの?
新卒数か月で転職することに不安を覚える人は多いだろう。
確かに新卒数か月で転職することに難色を示す企業があることは事実である。
ただ、若ければ若いほどポテンシャルで採用してもらうことができる。
「前の会社では何の成長も出来なかったから、成長できる環境に身を置きたい」
ということを素直に言えば、必ず理解を示してくれる会社が見つかるし、そういう会社では必ず新人のうちからいい仕事を与えてくれる。
というわけで、転職は早ければ早いほど良いのだ。
転職するときはどうすればいいの?
実際に転職を決意する段になったら、まずは転職エージェントを一個決めてしまおう。
ここでは適当に一社ずつ登録して面談に行って、相性の良い人がいるところを選ぼう。
個人的に、担当に拠るところが大きいと思っているので、どこのサイトがお勧めというのは無いと思う。
社会人だと忙しいので、履歴書等を準備するのが忙しくて大変だと思うが、
エージェントが居ると、データを送っておけば添削して書類周りは全てやってくれるので楽だった。
もう一つ大事なのが、転職は在職中にやることだ。
既に限界なら辞めてからでも構わないのだが、やはり在職中の方が
「ここ駄目でももう少し我慢しながら仕事して良い所探そう」という余裕が持てる。
また、辞めているとエージェントが内定を決めてしまおうとせかしてくることがあるのだ。
まとめ
自分の経験から転職のすゝめを書いてみた。
若くて転職を迷っている人、
若くなくても客先常駐でくすぶっている人は、今すぐ転職してしまおう。
ちなみに自分の元の会社は
- 新卒研修で富士山に誘拐されて48km行軍をさせられる
- 大声研修で勝ち負けを決められ負けたら人格否定のオンパレード
- シアトルを会社名に着けてるのにシアトルに進出しようとして失敗して撤退して何の関係もなくなっている
- 新卒研修が変更になったと思ったらミャンマーに拉致されて同じような研修してるだけだった
- 新卒の離職率が3年で80%を超える。4年目には100%になる。
- 入社前に社内サービスやってると言ってたけど全部赤字で失敗してたので撤退。
- そもそも全員技術力が低すぎて社内サービスが酷い出来
- 常駐先で残業が200時間を超えることも
- 最近は日本人がブラック過ぎて来ないのでミャンマー人や中国人を安く雇って奴隷にし始める。
- コンサルティングを会社名に着けてるのにコンサル事業をやってない
という色々とあれな会社だった。
後から会社の評価サイトを調べたらちゃんとブラック企業だということが分かったので、
事前に調べることを忘れないようにしよう。
エン転職とか会社の評判がわかるサイトを使ってしっかり調べよう。
ただし、ブラック企業では社員による高評価工作が行われているので、高評価は信頼せず、低評価を信じるようにして確認しよう。
(もちろん高評価で信用できるものもあるかもしれないが)
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