FE風花雪月全ルートクリア情報整理と考察・感想【ファイアーエムブレム】

FE風花雪月全ルートクリア情報整理と考察・感想【ファイアーエムブレム】

ファイアーエムブレム風花雪月の全ルートをクリアしたので、
ストーリーの整理と、風花雪月の総合的な考察・感想を書いていきます。
闇に蠢く者達、エーデルガルトとディミトリの物語、
そしてフォドラの歴史とわかる範囲でまとめて考察していきます。

フォドラの歴史と考察

クリア後スタート画面
フォドラは約2000年の歴史設定があるので、簡単に書庫で得られる情報を箇条書きでまとめてみました。

帝国歴 前41年
聖者セイロス出現。アンヴァル(現帝都)に現れてセイロス聖教会を組織
帝国歴 元年
聖者セイロスの協力のもとアドラステア帝国が建国される。
アドラステアという名前は神託によって定められたそうなので、神祖と何か関わりのある名前なのかもしれません。
帝国歴 32年
初代アドラステア皇帝「ヴィルヘルム・パウル・フレスベルグ」がフォドラ統一に乗り出す。
帝国歴 46年
グロンダーズの会戦。
ネメシス及びそれに味方する氏族の連合軍(フォドラ10傑)と、
アドラステア帝国(とセイロス)がグロンダーズ平原で激突。
結果は帝国の勝利。
帝国歴 91年
憎悪全フリ
タルティーンの会戦。
ネメシス連合軍と帝国(セイロス)が再び激突。
OPムービーの戦闘で、結果ネメシスは討たれて帝国の勝利。セイロス様の顔がやばい。
帝国歴 98年
英雄戦争の終結。
皇帝ヴィルヘルム一世の後をいつの間にか継いでいたリュカイオン一世が急病で崩御。
これを機に戦争に幕を下ろす。
帝国歴 728年
ブリギット侵攻。
ダグザに協調していたブリギット諸島に侵攻。
ここで帝国の従属国となり、ペトラの留学に至る。
帝国歴 731年
ダグザ侵攻。
ブリギットを足掛かりに大規模な侵攻をするも敗北。
帝国歴 747年
ファーガスの乱。
10傑の子孫の一人のルーグ(ブレ―ダットの紋章の人)が帝国から独立。
キーフォンとパーンとかいう親友がいたらしい。
ファーガス地方を巻き込んだ争乱となり、鷲獅子戦争とも呼ばれる。
帝国歴 751年
タルティーンの戦い。
ルーグ達独立軍が帝国に大勝。
セイロス正教会が仲裁に入り、ファーガス地方(フォドラの北の方)で独立する(ファーガス神聖王国)
帝国歴 801年
レスター大乱
帝国の東の方のレスター地方で内乱勃発。
鎮圧に失敗したところでファーガスが攻め込み領土とする。
帝国歴 861年
ファーガス神聖王国分裂。
国王クラウス1世が崩御。3人の王子が王国を3分割してそれぞれ大公として統治。
帝国歴 881年
三日月戦争。
王国レスター地方を治めていた大公が病死。
レスター地方の諸侯が次の大公を立てず諸侯共同体となることを画策。
帝国歴 901年
レスター諸侯同盟領の成立。
共同体になることに反目する諸侯を討伐、
ファーガスからの干渉も排除したリーガン家が中心に同盟領が成立。
帝国歴 961年
パルミラ襲来
東の大国パルミラがフォドラの喉元を超えて侵攻。
帝国からも援兵があって撃退。
帝国歴 1101年
フォドラの首飾り建造。
パルミラ襲来に備えて帝国・王国・同盟協力して要塞を建造。

書庫で読めるのは1101のフォドラの首飾り建造まで。
フォドラの首飾りはフリーマップと、ヒルダ、エーデルガルト外伝で実際に出撃できます。

その後は、ぐっと歴史が最近まで来て、
語られる範囲だと、
1167年に帝国内でフリュム家が内乱をおこし、
とばっちりをくったコーデリア家が色々大変なことになる。
1171年7貴族の変で、
帝国の皇帝から権力が奪われ、エーデルガルト亡命。
1174年にアランデル公の教会への寄進が途絶える(恐らくここで本物が殺害されたか何かしてタレスが成り代わる&エーデルガルトと兄弟たちに紋章実験か)
1175年にダグザ・ブリギットの侵攻(シャミアがフォドラに残る)、
1176年に死神騎士(エミール)がバルテルス一族を(恐らく)殺害しエーデルガルト傘下へ?
1179年にダスカーの悲劇が起こり、
ディミトリの家族や近しい者たちが虐殺されファーガスの王が死亡。
王の兄でディミトリの叔父であるリュハスが摂政になる。

といった所でしょうか。
こうしてみると、闇に蠢く者達はゲーム中よりゲーム前の方が闇で蠢いてますね。
本編中は全ての準備が整って動き始めた所、と言う感じでしょうか。

物語の色々な謎

物語に残った色々な謎を考察してみます。

パトリシア(エーデルガルトの実母でディミトリの継母)は結局ダスカーの悲劇の黒幕?

エガディミ
青ルートで触れられる、パトリシアがダスカーの悲劇の黒幕ではないかと言う疑惑。
パトリシアがコルネリアを重宝していたことが語られているので、
恐らくそこから闇に蠢く者達と接触を持ってしまったのではないかと思います。
作中で語られる人格や話から考察すると、黒幕ではないものの、
「エーデルガルトが今帝国で酷い実験を受けている」
「こっそり連れ出してエーデルガルトに合わせてやるから闇に蠢く者達の一味を内部に引き入れて欲しい」
みたいなことを吹き込まれて、
まさか虐殺につながるとは知らずに闇に蠢く者達を引き入れてしまったくらいのことはしているのではないかと思います。

ただ、その後のことがエーデルガルトから何も語れていないところから察するに、
結局実の娘には会えずじまいだったのかと思います。
馬車に争った形跡が無いとあるので、すぐに殺害はされていないのかもしれませんが・・・。
何らかの紋章を持っていて実験に使われている、とかかもしれません。
どちらにせよ、碌なことにはなっていなさそうです。

ネメシスとフォドラ10傑と闇に蠢く者達の過去

謎解き
レア様から明かされる範囲では、
ネメシスとフォドラ10傑、そして闇に蠢く者達は始祖とその眷属を殺害して、
血(紋章)と遺骨(英雄の遺産)を奪った完全な悪党ですが、
それにしては「かつて女神に力を与えられて邪竜を打ち破った解放王でもある」というただの悪党ではない要素が話には付け加えられています。
そして、ネメシスの話をエーデルガルトがしているときに、
アランデル公が「ネメシス?あぁあの山賊か・・・」と、ちょっと見下している風な様子になります。

なので、ここから先が考察ですが、
ネメシス+10傑と闇に蠢く者達は元々全く違う勢力だったのではないでしょうか。
ネメシス達はちゃんと女神と協力して邪竜を打ち滅ぼした時代もあり、
その後闇に蠢く者達の干渉かなにかがあって始祖及び眷属虐殺につながったのかなと。
DLCはその辺りが明らかになって欲しいです。

タイトル「風花雪月」の対応キャラクター

風花雪月
これは考察と言うか、画像の通り各ルートの第二部の名前にそれぞれ入っているので確定といっちゃっていい気もしますが。

クロード。マリアンヌ曰く「先生が鳥(生徒)を守り育む大樹で、クロードが育った鳥を大空へ飛び立たせる風
つかみどころがないキャラクター性等、かなり風を意識したキャラクターだったと思います。
エーデルガルト。フレスベルグの少女の歌詞の通りなら、エーデルガルトが先生の横顔を見る小さな花になれたということ?
個人的には、マリアンヌの先生=大樹説から言うと、赤ルートは大樹に咲き誇る大輪の花になったエーデルガルトという感じだと思います。
レア様(もしくはこれもエーデルガルト?)。赤ルートの派生なのと、
フレスベルグの少女の歌詞で「はかなく消えゆくひとひらの雪のように かすかな想いがあなたに伝わるように」とあるので、
想いを伝えたかったけど、大樹に触れてはかなく消えてしまったエーデルガルトの想いということなのかなぁと。
もしくは、もっと直球に白きもの=銀雪という解釈でレア様かもしれません。
ディミトリ。ちょっと大樹との絡みはよくわからないです。
このルートはどちらかという先生は太陽で、太陽に照らされて明るく輝く月=ディミトリなのかなぁと思います。

ちなみに、頭の文字は上から「翠紅銀蒼」となっていて、
緑=中立ユニット
赤=敵対ユニット
青=味方ユニット
とそれぞれのルートが従来FEでどこの陣営に当たるのかに対応していて面白いと思います。
(銀は何だろう・・・?)

風花雪月の「美辞麗句にすぎない、内容に乏しいものごと」という言葉自体の意味については、
かつて同じ釜の飯を食ったもの同士が五年後は容易く殺しあってしまうという部分に掛かっているのだと思います。

全ルートクリアの感想

4ルート全てをクリアして、改めてゲームに対する感想を書くと、
最初青ルートを書いた時と変わらず、「惜しい点もある文句なしの良ゲー」という感じです。
周回や散策がやや面倒であること、SRPG部分があまり評価できない等不満点もありますが、
ストーリーや設定、テキストの質が高いから平均点が上がるという感じでしょうか。

特に、探索を入れたりクラスを分けたことで、
従来FEの一定のストーリーを超えたらメインじゃないユニットは一切物語上には出て来なくなる寂しさもなくなり、
ユニットロストもかなり重いものになったのは良かったと思います。
(欲を言うと、第二部で加入してくれるユニットも欲しかった気はしますが!フレーチェとかロドリグとか!)

まとめ

今回は風花雪月の歴史の整理や、不明点について考察してみました。
年表を整理していて思ったのですが、
ダスカーとかスレンとかは頻繁にちょっかいを掛けられているらしい描写はあれど、
書庫に入るほど大きな攻勢は無かったのですね。
(もしくはあるけどゲーム都合で載せてないだけか)
DLC等で今後出てきたりするのか楽しみです。