【アヴァロンコード】世界を書き換える預言書RPGプレイ感想・レビュー

【アヴァロンコード】世界を書き換える預言書RPGプレイ感想・レビュー

2008年に発売された少し古いDSのゲームですが、
「アヴァロンコード」という隠れた良作?ゲーをプレイしたのでその感想・レビューを書いてみました。
良作というには致命的な欠陥はありますが、
好きな人はかなり好きになれるといった感じのゲームです。

滅びを迎える世界を保存・書き換えるという独特なシステム

アヴァロンコードアヴァロンコードの最大の特徴は、なんといっても「預言書」というシステム。
RPGにありがちな「滅びゆく世界を救うため」ではなく「滅びゆく世界から次の世界に引継ぐべきものを預言書に書き込んでいく」ゲームです。
(※ただし最終的には世界の滅びをほんの少し遅くするために今の世界を良くしようという方向になります)

預言書を使って記録した敵や味方には「コード」と言う、いわばそのキャラクターやアイテム毎の特性があり、
そのコードを取り外したり書き込むことで敵を弱体化させたり、
味方の抱えているコンプレックスを外したりといったことが出来ます。
このシステムが面白い反面、後述する致命的な欠点があり、
評価点と欠点が同じシステムに集約されている」という評価の難しいゲーム。

とはいえ、ストーリーは斬新さがありつつ綺麗にまとまっていて面白く、
グラフィックもDSゲーの中ではかなりクオリティが高いと思います。
また、アクションも中々骨太で、特に5章以降は簡単すぎず、理不尽すぎずの良い難易度の高さになっていると思います。

良い所

魅力的なキャラクター

精霊が可愛いこのゲームは非常に魅力的なキャラクターが揃っています。
まずは常に主人公の味方であってくれる、預言書に宿る4人の精霊たち。
常にシナリオに登場し、
主人公の住む街の住人たちが敵に回ったときも、掌返して来たときもプレイヤーの味方で気持ちを常に代弁してくれるので、
自然と愛着が湧いてきます。
個人的にはネアキとミエリの関係性が好きです。

そしてこのゲーム、微妙に恋愛要素があり、
ヒーロー・ヒロインが存在するのですが彼ら彼女らもデザイン・キャラクターが立っていて魅力的です。
(主人公が街の住人に色々言われているときも味方よりの発言をしてくれる。)
個別イベントを進めることで本人の抱えているコンプレックスを外してあげることも出来、
預言書システムとも良い感じにマッチしています。
好感度でシナリオにも関わってきてくれるので、是非お目当てのヒロインを見つけて好感度を上げまくりましょう。
二股?乗り換え?もできます。

預言書システム

書き換える

このゲーム最大の魅力であり欠点でもある預言書システム
・敵を預言書に書き込んだ後、弱体化するコードを付けて書き換えて難易度を下げる(逆も可)
・無敵状態の敵を、その敵が苦手な属性等のコードで囲うことで無敵を解除する。
・特定のアイテムをコードの組み合わせによって特殊なアイテムに書き換えることが出来る。(ただの剣を伝説の剣にして攻撃力UP等)
・預言書でマップを選択することで、マップ移動が可能。
・預言書の問いに答えることで、新しい世界をカスタマイズする要素がある
等、預言書を使って色々と面白いことが可能です。

DSのタッチペン・2画面の操作ともよくマッチしていますし、
難病で死にそうなヒロインを預言書を書き換えることで運命を変える」というシチュエーションは個人的には大好きなので、
それを自分自身が操作することで実現可能なのが面白いです。

以下ネタバレ画像ですが、クリア後にある人物の救済が出来たりもします。
クリア後要素もある

悪い所

なんといってもこのゲーム、
コードの所有上限が4つしかない上に、コード検索機能やコードストック機能がありません・・・!
これが本当につらく、欲しいアイテムを作るためにページをひたすら捲ってはストックに入れて移動して、という作業が発生します。
更にどこに何のコードがあるか把握しきれるわけもないので、
1ぺージずつ丁寧に捲って確認して・・・といった作業もあります。
一応精霊4人分のしおりがあるので、
それを上手く活用してね!ということなのかもしれませんが、辛い辛すぎる・・・!

また、ページが膨大なためにマップワープも便利なようでいて目当てのページを見つけるのがかなり大変です。
もう少しマップの大項目と中項目と小項目くらいに分けて選択できるようにしておいてほしかった・・・。

もう一つはコレクター要素に近いですが、
預言書の各マップ毎のページの価値をマックスにするためには部屋の中を隈なく調べきる必要があります。
しかし、何故か調べるボタンと、敵を打ち上げて攻撃するボタンが同じ・・・。
しかも調べるポイントは何かしらオブジェクトがある場所だけではなく、
「砂漠の何もない地点」のような場合もあります。

なので、本気で預言書のすべてのページを埋めようと思った場合、
マップの端から端まで敵を打ち上げるモーションをしながら歩く」という、
「ぶっちゃけ時間がかかりすぎるし面倒くさすぎる」ことを全てのマップでやる必要があります。

そして、恋愛要素やそれにかかわるシナリオの変化もあるのですが、
セーブは一つしか出来ない仕様。
せめて二つあれば・・・!

まとめ

斬新なストーリー
DSのゲーム「アヴァロンコード」をプレイした感想とレビューをまとめてみました。
魅力的なキャラクターに斬新なストーリー。
骨太なアクションに面白いシステムと、
正直不親切なシステム面がどうにかなっていれば本当に「隠れた良作」だと自信を持って言える程度には面白いゲームだと思います。

ハマれる人は凄くハマれるタイプだと思うので、
気になった方は是非プレイしてみてください。